愛のカタチは無限大
愛とは、一体何でしょうか?
人を好きになる事でしょうか?
好きになる事は、感情、つまりエモーショナルな部分が強いので、一概に好き=愛には結びつかないのでは無いのかと個人的には思います。
例えば、中学生の男女が、互いに惹かれ合って付き合ったとします。
そこに介在するのは「恋」という表現になります。
勿論、互いが互いに惹かれ合って好きになったのですから「愛」もある事だと思います。
じゃあ、その「愛」は、どうすれば相手に伝わるでしょうか?
「君が好きだ」と百回言えば「愛」が伝わるでしょうか?
百回ハグすれば「愛」が伝わるでしょうか?
愛のカタチは無限大ですから、やはりそれも一つの「愛」でしょう。
でも、哀しいかな人間は「見返り」を求めてしまう動物です。
よほどの人格者でもない限り、人は人間関係に期待をしてしまいます。
俺が、私が、こんなにも尽くしているのに何故、あなたは答えてくれないのかと、思ってしまう生き物、それが人間です。
今から十年前くらいに、某大手本屋さんで立ち読みをして、そのまま号泣して、衝動買いをした記憶がある、素敵な絵本があります。
「いつもいっしょに」
作 こんの ひとみさん 絵 いもと ようこさん
この絵本に私が言いたい事の全てが詰まっています。勿論、内容は皆さんが読んでからのお楽しみです
いもと先生の可愛いイラストに、こんの先生の日常的な描写を上手く表現されている、お二人のハーモニーが最高です。本当に感動しました。
今の時代は「多様性」の時代です。
「愛」のカタチは本当に無限大です。
LGBTQの動きも、ようやく国が動き出して来た所です。本当に素晴らしい事です。
誰を好きになってもいいんです。
誰を愛してもいいんです。
でも、そこには相手の「本当の気持ち」が介在している事を忘れてはいけません。
見返りを求めない、母親の慈愛の様な愛で、人を大切に出来る時代が来る事を想って止みません。
そして、私自身が、見返りを求めない愛で、これから出逢うであろう人達に接していきます。
いつの日か、あなたの素敵な笑顔が見れますように。
それでは、今日はこの辺で失礼します。
またのご機会に。